「にごり」
熱い日が続きますが・・・心は寒いです・・・。釣れませんから・・・
数日前、少し田んぼをさぼって下から上まで舐めまわして観ましたが・・・もちろん甘くは御座いませんでして・・・ちょこちょこと話しかけられた・・・・始まりは決まって「釣れますか??。」っと
合言葉のように尋ねられる。初心者の私としては・・・逆に聞きたい・・・「どこで釣れますか?どうやって釣れますか?巻きスピードは・・・。プラグだったら何処を狙いますか?夜中は釣れないのですか?激流でも釣れますか?チャラ瀬でも喰いますか?何処まで登るもんですか?河の中に入れば餌を喰わないって本当ですか?いつく魚は居ますか?ラインは何ポンドまで細くできますか?交通事故のように釣れるのですか?スプーンは・・スピナーは・・・カラーは・・・・産卵後は鮭のように死ぬのですか?。」などと、事細かに聞きたくなる・・。
いつものポイントSから 流し 時間をずらして・・・超人気ポイントに初めて入るが・・・ただ・・只・・
濁った水がたんたんと流れ・・・どこぞの河口でシーバスの回遊を待っているかの様に錯覚っさせられる・・・先行者のジャ間にならない様・・・釣り座に着くや否や「どうですか?釣れますか?」と聞かれ、合言葉のようにと答える。「駄目です。」・・・圏外?からのグループの間に入ったらしく・・・距離を詰め「あっち行け!」と言わんばかりに両サイドから打ち込んでくる・・・タマラズ、その場を離れ何事もなかったかのようにやり過ごす・・
・・キブンガワルイ・・・こんな状況が予想され・・・避けてきたのでしたが、すべてを知りたくやった来たのです。が・・もう二度と来ません・・・・たぶん・・・そう心に誓いながら、車に戻ろうと歩いていると先ほど声を掛けてきたオジサンに会う。・・・今度は私から「
どうですか?。」・・・「いや~ぁ、今日は駄目だね・・・昨日は7本上ったんだけどね・・・」と、話し出す・・・どうもこのオジサン紳士な方の様で、いろいろ話をさせて戴いたが、久々に心に響いたと言いますか・・・同じ空気の人と言いますか・・・一言「
スタイルだよ・・・。」自分の思うスタイルで釣りなさい。・・・ウエーディングしようが、
オカッパリだろうが、プラグだろうが、毎日同じとこに立とうが、
自由じゃないか・・・・と微笑んだかのように見えた・・・・
そして・・・激流が襲い・・・地形も変わり・・・・熱さがやってきた。
また、一つ楽しみが増えたような気がした。
初めて出合った時の様
にさわやかな熱い風が吹いた。
最新の高級専用タックルだろうと・・・・安物の中古タックルだろうと・・・餌でもフライでも・・・朝でも・夜でも・・・・釣ったものだけが味わえる祝福の時間のために・・・・
崩してはならない。
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